Googleサジェスト&関連キーワード削除申請方法

目次
Googleサジェスト削除の申請方法
①Google検索からの申請
Googleへのサジェスト削除申請は、サジェストが表示された右下の「不適切な検索候補の報告」から申請することが最も簡単なやり方です。
不適切な検索候補の報告を選択
検索ワードを入力して、右下に表示される、「不適切な検索候補の報告」をクリックします。
問題のサジェストワードを選択
問題があるサジェストワードの旗をクリックします。
Googleへフィードバックを送信する
クリックすると、上図のようなポップアップ 「何についてのフィードバックですか?」 が表示されます。
画面には 8 つのカテゴリが並びます。内容に最も近いものを 1 つ選択してください。
- 誤情報・文脈に合わない
関連性の低いコンテンツ→単なる誤字や無関係な語句など - 誹謗中傷・名誉毀損
デリケートまたは中傷的→個人や法人への攻撃的表現 - 差別的表現
差別的→人種・性別・宗教などに関わる差別 - 法的権利の侵害(著作権・プライバシー権など)
法律に基づく削除に関する問題→弁護士監修のもとで行う場合
選択するとチェックマークが付き、次の入力欄(追加説明)が展開されますので、詳細を入力します。200 字程度で「どの部分が問題なのか」「修正または削除してほしい理由」を具体的に記述します。
例:“『〇〇株式会社 詐欺』というサジェストは事実誤認であり、名誉を毀損しています。公式声明・裁判記録により虚偽が確認済みです。”
送信後はブラウザ右下に“フィードバックを受け取りました”といったメッセージが表示されて完了です。
対応状況の確認
Google から個別の進捗連絡は届きません。通常は数日~数週間で自動補完候補から削除されるかどうかが反映されます。
長期間変化がない場合や被害が重大な場合は、法律に基づく削除リクエスト(下部リンク)から正式な法的申立ても検討してください。
効率よく申請を通すコツ
- 事実関係の裏付け:記事や判決文 URL など客観的な資料を併記すると審査が早まります。
- 感情的表現を避ける:淡々と経緯と事実を示し、削除要件に合致することを示しましょう。
- 複数候補が問題の場合:それぞれ個別にフィードバックを送ります(一括送信機能はありません)。
この流れに沿えば、ポップアップ画面から簡単にサジェストワード削除のフィードバックを提出できます。
申請自体は簡単ですが、回答があるわけでもなく、削除率も高くないことから、きちんと削除申請を行うならば、②の「法律に基づく削除に関する他の問題を報告する」というフォームから削除申請を行います。
動画でも、解説していますので参考にしてください。
②具体的に法律に基づく削除報告ができる申請フォームを使った方法
Step1
Googleの法的削除申請の窓口(Google公式サイト)
「法律に基づく削除に関する他の問題を報告する - Legal ヘルプ」をクリック
Step2
申立人の情報
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- 1.居住国「日本」を選択。
- 2.氏名、会社名、(代理人)、メールアドレスを入力
権利侵害にあたるとお考えのコンテンツ
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- 検索キーワード *
問題関連キーワードが表示される検索キーワードを入力してください
例:○○太郎 - 不適切とお考えの検索候補 *
削除したいワードを入力してください。
例:暴力団 - 権利侵害にあたるとお考えのコンテンツが表示される国 *
日本を選びます。 - ご自身の国で適用される法律に従いその検索候補が違法となる理由をできる限り詳しくご説明ください *
”暴力団”を削除したい場合、以下のような申請を行います。
例:「〇〇太郎」と検索する際のサジェスト機能に「暴力団」というワードが表示されますが、「〇〇太郎」が暴力団員とは関係はなく、これは刑法230条1項の「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する。」に該当すると思われます。 - スクリーンショットの添付 を添付します。
スクリーンショットは、キーボードに右上にある”Print Screen"というキーを押し、windows標準ソフトである「アクセサリ」→「ペイント」ソフトに貼り付け、保存を行えば、画像ファイルを作成できます。
この内容に同意する場合は、チェックボックスをオンにしてください
署名して、送信を押します。
最後に「送信」をクリックすれば完了です。
googleの場合申請を受理したメールが即時返信されます。
その後、約1ヶ月で、削除する、あるいは、しないの回答がメールで送られてきます。自分でもできる削除方法ですのでトライアルをしてみましょう。
よくある質問
Googleサジェスト&関連キーワード削除できる2つの基準とは?
Google関連キーワード(関連する検索キーワード)、サジェスト(検索予測変換、オートコンプリート)において、検索候補が
- Googleが規定するオートポリシー違反する場合
- 名誉毀損罪といった日本の法律を違反する場合
の2つの基準によって、削除申請によって削除可能な場合があります。
オートコンプリート ポリシーとは
Googleは、検索ヘルプページにて、「オートコンプリートポリシー」を解説しています。削除対象とするサジェスト、関連キーワードがポリシー違反になっているか?確認しましょう。
露骨な性表現を含む検索候補
Google では、露骨な性表現や下品な描写を含む検索候補を削除します。ポルノ用語またはポルノに密接に関連する用語は、検索候補から排除されます。ただし性教育に関連する場合など、人体構造に関する医学用語または科学用語を含む検索候補は認められています。集団および個人に対する差別的な検索候補
Google では、人種、民族、宗教、障害、性、年齢、国籍、従軍経験、性的指向または性同一性に基づいて個人や集団を中傷する、または侮辱する表現を含む検索候補を排除します。暴力的な検索候補
Google では、あからさまな暴力描写を含む検索候補や、一般的に暴力を助長するような検索候補を排除します。危険かつ有害な行為を助長する検索候補
Google では、現実的に危害をもたらす恐れのある危険な行為、または犯罪行為を奨励する検索候補を排除します。参考外部サイト:Google検索ヘルプページ「オートコンプリート ポリシー」
なお、削除申請者は、ご本人か法定代理人となれる弁護士にのみ申請可能です。
削除申請の代行を行っている業者も存在するようですが、非弁行為という法律違反に当たる恐れがあります。
削除申請はご自分でも簡単に行えるので、まずは、ご自分で申請することを推奨します。
ご自分で申請するには自信がなく、時間もないので専門家に任せたいとお考え場合は、弁護士に依頼しましょう。
削除申請が通らなかった場合どうするか?
なお、削除申請で必ず削除してもらえるとは限りません。
ご自身での申請が通らなかった場合、googleサジェスト・関連キーワード削除をシステム的に対応する方法があります。
当社でも対応可能ですので、お困りの方は、お気軽にご相談ください。無料相談受付中です。
参考サイト:「関連キーワードが表示される仕組みと削除する方法」