逆SEO対策とは何か?手法とリスクに関してわかりやすく解説

逆SEO

逆SEO対策とは

逆SEO対策とは、検索結果に表示される誹謗中傷サイト、批判サイトを、上位から落としていくサービスです。

当然、弁護士による法的な削除作業も入るわけですが、権利侵害がないサイトを削除することはできません。

この削除作業が成り立たない場合は、良質なサイトを上位にあげて、批判サイトを検索結果の上位から押し下げて行く作業を逆SEOといいます。

逆SEO対策の必要性

誹謗中傷の掲示板削除依頼は、最も多い依頼の一つになります。しかし、2ちゃんねるをはじめ、削除申請に応じない掲示板も少なくありません。

大手会社が運営している掲示板の場合、利用規約が明確です。

  • ただの相づちだけで内容が無いもの
  • 個人、又は団体の名誉を著しく毀損しているもの
  • 倫理的観点から問題があるもの
  • 当サイト及び他の企業もしくは第三者に不利益を及ぼすもの
  • 著作権等知的所有権の侵害になるもの
  • 投稿の内容が、事実と著しく異なると判断できるもの
  • 故意・過失に問わず、各種法令に違反しているもの
  • 自作自演の可能性があるもの

大体上記のような内容がかかれており、この規約違反を指摘すれば対応してくれることが多いです。

しかし、通報ボタンを押しても、削除申請しても放置されてしまう掲示板も少なからずあります。その時こそ、逆SEO対策の必要が出てきます。

2ちゃんねる、5ちゃんねる、爆サイ、ホストラブなど、削除依頼対応がまわっていない掲示板などは、放置される恐れもあります。

逆SEOの手法

①TOP10を埋め尽くす(自社・関連会社10サイトへのSEO対策)

10個を強くするよというのが最も王道な手法である。しかし、このためにはコストがかかることと、一度埋め尽くしても、継続する必要があるため、ランニングコストもそれなりにかかるわけだ。自動化できる部分は自動化して、このランニングコストをどれだけ下げられるかがサービス会社の実力の見せどころといってよいだろう。また、頻繁にかわる検索エンジンの動向や変化についていける会社でないと、その状態を維持することは簡単なことではない。

逆SEOには近道はありません。地道にコツコツとやるしかないわけですが、手作業部分と自動化部分を明確に切り分けて力を入れるべきポイントにリソースを集中させます。

②誹謗中傷サイトへの狙い撃ち攻撃(悪質な被リンク、検索クエリの自動化)

一般的に逆SEOというと、攻撃な手法が考えられますが、Googleの品質ガイドラインに反する行為を相手に対して行えば逆SEOは結果的には可能であるとも考えられます。

googleの品質ガイドラインとは、

  • 自動生成されたコンテンツ⇒内部要因でできない
  • リンク プログラムに参加すること⇒外部要因なので可能。悪質なリンクプログラムへ相手サイトを登録すればよい。
  • クローキング⇒内部要因でできない
  • 不正なリダイレクト⇒内部要因でできない
  • 隠しテキストや隠しリンク⇒内部要因でできない
  • 誘導ページ⇒内部要因でできない
  • 無断で複製されたコンテンツ⇒内部要因でできない
  • 十分な付加価値のないアフィリエイト プログラムに参加すること⇒内部要因でできない
  • コンテンツに関係のないキーワードをページに詰め込むこと⇒内部要因でできない
  • フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページを作成すること⇒内部要因でできない
  • リッチ スニペット マークアップを悪用することリッチ スニペット マークアップ
  • 自動化されたクエリを Google に送信すること⇒外部要因なので可能。自動化検索を行えばよい。

つまりは、被リンクの悪用と自動化検索をかけるという手法をとれば出来なくない話です。

被リンクも、相手側が、リンク否認をかければ乗り越えてくる話であるし、別のサイトを立ち上げることも可能ですので、暫定措置でしかありません。また、その行為が相手側に火をつける時もあり、攻撃が強くなることもあります。つまりは、自社・関連サイトを強くしていく、魅力的なサイト作りを徹底するという方法しか、逆SEOがとるべき手法であると考えます。

コンプライアンス的に逆SEOはそもそも正しいのか?という疑問も残ります。

こういう手法を勧めてくる業者は、結果主義と言わざるを得ず、リスクや危険性を考慮できていないとはいえます。

逆SEOのリスク

個人や企業を誹謗中傷サイトを攻撃したサイト群を追い落とす逆SEOと呼ばれる手法。これらにリスクはないのか検証します。

逆SEO対策で、誹謗中傷サイトを追い出すというのは、良く撮られる手法です。

ネガティブサイトが1位に遭った場合、最大10サイトを上位表示するようにSEO対策をするわけですから、負荷が高いといえます。

当然、1サイトのSEOよりも料金や費用がかかるわけですが、手法も多数あります。

リスクやペナルティがないのか、逆SEOの手法をとったことで、むしろ自社サイトの順位が下がったといっては、自社サイトに逆SEOをかけたことになり、本末転倒となってしまいます。

よって、SEO対策は慎重に選択する必要があります。Googleは自動化を非常に嫌っています。

よって、弊社は、手作業で丁寧に統計に基づきながら、自然なSEO対策、そして、内部SEO対策をより強化して対抗していくよう勧めています。

逆SEO対策は顧客と一体対応が理想

逆SEOはお客様と共同作業ですすめるほうが、最も効率的になります。

魅力的なサイトをつくらないと上位にいけませんが、そのコンテンツ制作にお客様の協力があると速度は早くなります。さらに、削除申請も当事者が申請が行う必要があります。これは業者が仲介して行うと非弁行為にあがり禁止されています。

この協力体制がうまく構築出来た時、誹謗中傷対策が進みます。

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